心を動かされた映画

先週のお題「夏の思い出」で私の書いた記事がピックアップされていました(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20090723/1248354538)。
こんなの初めてだから、なんだかうれしい(笑)


さて、今週のお題は「心を動かされた映画」。
「好き」という映画はいくつかありますが、「心を動かされた」となると難しいな。

ちょっと「心を動かされた」とは違うかもしれないけど、ここでは「コンタクト」をあげてみたいと思います。


「コンタクト」はカール・セーガン原作、ジョディ・フォスター主演の映画。SETIという「地球外の知的生命の存在を探す」というプロジェクトを題材にした映画です。

ジョディ・フォスターが演じる科学者エリー。「証拠がないから神は存在しない」という無神論者だったのが地球外知的生命との接触後、誰もそれを信じてくれない中で「証拠もないし説明もできない、でも確かに経験したと自分の存在が言っている(すみません、ちょっとあやふやですがこのような内容の台詞です)」という立場に変わっていく。


原作者のカール・セーガン自身が科学者ですが、この「コンタクト」って作品は、科学での真実への追究と宗教での神への信仰ってお互いに相容れないものではないのでは?、本質的にそんなに違うものではないのでは?、という投げかけだったのかな、なんて、結構考えてしまったことを覚えています。(別に私は宗教家でも科学者でもないですけど)

あと、映画の中にときどき出てくる「私たちだけじゃスペース(宇宙、空間)がもったいないじゃない」という台詞もよかったな。